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イラストを描いてほしいと言われた時に考える事シリーズ⑤お金を頂くか頂かないかについて。

こんにちは、あきよねこです~

今日はイラストを描いたらお代金を頂くか
無償で描くかについてもう少し考える
事について書いてみます。

そもそも絵に何故お金を払ってくれると
思いますか?

そもそも絵を描いてお金が発生する根拠ってなんですか?

この絵が○○円するって誰が決めるんですか?

って色々思いません?

私は思います。

こんなお話を聞いた事があるでしょうか。

あるバイオリン弾きが
林檎売りと道端で出会いました。

バイオリン弾きが一曲奏でると

林檎売りは「素晴らしい演奏だ」
と拍手はくれました。

バイオリン弾きは
林檎売りに
お礼にその林檎をおひとつほしいと
お願いすると
「これは1個〇円だからお渡しできません」
と言います。

しかしバイオリン弾きは
私は1曲弾いて差し上げました。と言うと
「あんたは1曲弾いただけじゃないか」

と言って去っていきました。

林檎には価値があるが
音楽には価値がないのという事です。

これは各々受け取り方はあると
思います。

林檎農家の方は、その林檎1つ実らせるまでに
時間もお金もかけ
懸命に世話をして
実がなるまで汗水流して収穫をし
出荷をして
お客さんの手に渡るまでの労力が必要です。

バイオリン弾きは
1曲、人前で披露する前に
まず基本を固めるために
1日8時間以上練習を重ねます。
楽器は〇万円。
音楽学校、音楽教室、通ったらお金がかかります。
時間さえあればというか
時間を割いてでも弾きます。
人前に出て引くのはたったの数秒です。
でもその数秒のために
たくさんの時間と労力をかけます。

音楽には価値はないのでしょうか。

貴方はどう思いますか?

貴方はイラストを描いて
人に〇〇円で売るために

どれくらい時間をかけてきましたか?
どれくらいお金をかけてきましたか?
どれくらい心をこめてきましたか?

貴方にしかわからないです。

わたしにもジャッジできません。

お金が発生する根拠は大方
「お悩み解決」。
それと「価値提供」です。

この資本主義世界では
これが基本です。

これが貴方が絵を描く事と
丁度合っていれば
お金が発生するのです。

需要と供給が合っていれば
お金は動きます。

詳しく言うと

例えばお友達がね、
「SNSのアイコンか携帯の壁紙、かっちょいいのにしたい。

でもAIは嫌。自分の為だけに描いてくれた
自分だけのアイコンがほしい!」

とかすごいこだわりがあって、
彼女が貴方の絵に惚れてるとするじゃないですか。

「君の絵は将来絶対有望だし、好きだし、AIとか
どうでもいいものでもないし特別感あるし
アイコンとかに使いたい。是非一筆振ってくれ。
〇円出す!」

これが価値提供です。

貴方の絵には〇〇円払う価値がある。
と、ご友人は
思っているわけです。

後はあなたがウンと言えば
いいわけです。

まぁこういうパターンは
夢だと。

そんなのないと。

もしあなたが「アイコン描きます~!」
と言っていても

アイコンを描いてくれる人なら
貴方でなくても、世間にはたくさんいますから
お金が出るならいいです。と言う人もいます。

それは取引として成立しないわけです。

しかしながら、
あなたが今後仕事につながる意味で
〇件まででしたら無償でうけつけます。

と、将来を考えて
まずは無償で提供し、相手に
使ってもらう事で実績を作ったりなど
未来への時間的自己投資をするという意味で

すぐに金銭は受取らない

将来につながる収益を見込んで
まずは無償でやる。というのも選択の一つです。

それは、ずっとやらなくていいのです。

期間、件数を決めてやればいいのです。

尚且つあなたが必要と感じればやればいいし、
自信がある人は頭から有償と
すればいいですし

周りの反応を見て
意外とうけているなら
順調にいくかもしれません。

最後に、ある作品が
○○円である根拠についてですが

こうだという答えは
残念ながらわかりません。

ある画商の方から
伺った事がありますが

新人画家は取引が
どんな作品であっても1万~くらいになる
という所が相場だそうです。

ですから、知名度や
やっぱり実績。
自分が絵を描いてきた歴史です。

流行にのっているのっていない
もありますよね。

需要があるかどうかは
大きいかと思います。

残念ながらあきよねこは
基礎は固め続けたものの
流行に沿う事ができません。

あれこれ栄枯衰退を繰り返す
世の流れのエンタメやアートには
どうも関心がないのです。

話がずれましたすみません。

流行りに沿うかそぐわないかも
値段を決めてくれる
一つの要因だと思っています。

これは本当に昔からそうです。

かの有名な西洋の画家が
教会のための絵を描いて
生業にしていた話は
よく耳にするでしょう。

需要があったという事です。

画家はビジネスパーソンではなく
絵を描く人ですから
「絵を売る」事は画商の
仕事です。

画家がどんなに技術や才能があったって
経済力があるかないかは
また別の話です。

あなたはどんな絵描き人になりたいですか?

答えがあると思って
読んでくれた方

ごめんね。

イラストが有償か無償かを決定するための
ヒントの一つとして
書いてみました。

あなたの絵描き生活が
豊かなものになりますように!

あきよねこでした。