似顔絵は観察力が問われる
技法でもありますから
確かに訓練は必要です。
考える事は
モデルさんの顔の特徴を考える事です。
人の顏って十人十色で千差万別です。
絵というのは
最初から詳細に富んだものを
描こうとはしなくてもよいのです
ざっくり簡単に
大まかに
形を捉える事が基本です。
まぁそれはそうとして。
似顔絵はだからどうすんのよ。という所なんですが
例えばですが
この人は顔のパーツが真ん中に集中しているとか
目が離れ気味とか
鼻と口の位置が短い遠いとか
顏の輪郭がふくよかだとか
顎の形がなんとかだとか…
※いい事も悪い事もモデルさんには何も言わず黙っておきましょう※
色々です。
もうこれは観察するしか本当にないのです。
ただやり方はありますから
一緒に観て行きましょう。
デッサンスケールというものを
知っていますでしょうか?
もしかしたら
学校の美術の時間に
先生からもらったかもしれませんし
そんなものは記憶にないかも
わかりません
私はちなみにもらった覚えはありません(笑)
さっと見て4つ~細かく見て16つくらいの窓枠が
ハガキサイズくらいのプラスチックプレートに
描かれているものです。

こういうの。

窓の部分は透明で枠の部分は
黒く塗りつぶされています。
これを通して対象物を見てゆくのです。
対象物を
各窓枠を通して見るので
4つ切~16つ切りされた
画の集まりでもって
その対象物を認識できる
という感じです。
キャンバスにもスケールと同じような
窓枠をアタリ程度で描いておいて

スケールの窓枠内に収まっている
モデルや静物画の輪郭を計りながら
キャンバスに描いていきます。
計ると言っても
数字で物の距離や長さを数字化しろと
いう話ではありません。
輪郭線を捉える事が
このスケールを通して描く目的です。
なので
大体でいいです。
こういうやり方もあります。
輪郭を大体取れる事で
対象物の形を捉えやすくなります。
道具に頼ることは
一つの方法だと思ってください。
あきよねこでした(‘ω’)