日別アーカイブ: 06/10/2025

お客さんは選んだ方がいい話。

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お客さんを選べと聞いて私は最初、「ちょっと酷い話だなぁ」と思っていたので これはちゃんと分別をつけないと自分がつぶれるから白黒つけたほうがいいという話をします。 ・ずっと値段交渉で終わらない。・ほしいと言っているが買わない。・苦しいがけじめはつける事 はい。私は本当にですね、営業トークというトークが嫌いだしやりたくないしされたくもないんですが 過去私がやらかした事からやらないほうがいいという事が伝わればと思っております。 今から8年前、私に絵を描いてほしい。と頼んできた方がいて 当時、「売れればいいし、買ってくれたら何より」 とばかり思っていました。 当時は一刻も早く成果を上げて絵でなんとか足掛かりがないかと模索していた時期でしたし 「ほしい」と言ってくれるなんてそれだけで有難い事だからお客さんを選ぶだなんて そんなに私は大した人間ではないしそんな機会に恵まれるなんて幸せな事だと思っていました。 ただ、顧客の心理というのは、 できるだけ安く手に入れたい。お金はなるべく出したくない。出したお金以上の価値を感じたい。 という基本心理を全くよく理解しておらず 自分がどれぐらいの気持ちで絵を描いてきたかという良い意味でのプライドもなかったのです。 「安くてもいい」 っていう当時の私はどういう所に陥ったかというと 結果的に薄利多売状態だったという事です。 私に絵をご依頼してくれたお客さんは 当時。私が提示した金額でなかなか作品と引き取ろうとせず 暫く時間が経ってから 「あの作品は私達のために描いてくださったんじゃないのですか?」 とメールがきて よく意味がわからず 「それはそうですが別に売れなくても私の個展で飾れれば、別にいいですよ」 と、返事をし、気をつかって「もしかしたらお値段かもしれない」と思い、 だんだん値段を引き下げて言っては なかなかうんと言わず。 最終的に最初提示した金額の9割引きでようやく首を縦に振ってくれました。 今考えると 自分の提示したお値段から下げられるのは3割までです。 とけじめをつければよかったし 自分への自尊心が酷く低く、自己肯定力もなければ経済力もありませんでした。 相手の事を考えすぎて自分の作品に見合った値段を決める事ができないのは 画家としては最低の基準でしょう。 私は半年以上時間をかけてやっとこさ書き上げた作品を一文で売り渡してしまった人間でした。 作品をご依頼してくださった方はあまりコミュニケーションをとろうとせず、 わたしはあまりに気を使いすぎて その方は最後は「おつりはいいから」と言ってちっぽけなお金と、私が描いた作品をさっと交換して早々と取引して帰ったという おつりというか提示した値段の9割引きにおつりもなにも無いと思うんですが・・   私は美術画報というアート雑誌の編集に携わった事のある人から 新人画家はデビューして間もない時はどんなに思いを込めていても 1.2万が相場です。って言われました。 … というかいつまで新人だと私は観られるんだろうか… 有名じゃないから? コネがないから? あんまり売れないから? … このハードルの馬鹿高さはなに?… いや、それにしたって作品にかかる時間を短縮する事も、実はアートの意人にとっては苦痛かもしれません。 とりあえず、この界隈はビジネスはアートではないからあてはまらない。 とみられがちかも知れませんが 普通の営業で〇〇販売と置き換えてみたら そうなったら本当に商売になりません。 だって、1000円の何かを高いから100円でいいですか? って言われたらやっていけませんからね。 私はそういう「できるだけ安く買いたい」人にはもう売らない事を決めています。 当時は価値観の共有というのもやってなかったので お客さんといい交流ができなかったと凄く反省しております。 理想は 「売ってください」 が理想です。 なので、自分の商品を低く見積もってくるお客様というのは結局自分のお客さんではないのです。 そうなると苦しいのは自分になりますからバランスはよくありません 自分のビジネスが続かない大変な事になってしまうのです よかったらご参考になさっていただければ幸いです まったり起業戦略の書籍は今なら無料プレゼント🎁資本主義を生き抜く弱者のためのやさしく知っていくビジネス書。 ビジネスをやさしく0から学ぶ方法はメルマガ登録から情報収集できます。登録すれば書籍GET°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°※メルマガ解除はクリックで簡単★ 続きを読む