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学生は大事なお客様のカラクリ

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こんにちは~あきよねこです(*'ω'*) 今回は私が芸大卒業生だったという事もあって、芸大を出ても就職できなかった夢叶えられられるかどうかは別という話をします。この記事では「芸大には通うべきか」「芸大にい行かないと自分の夢は叶わないのか?」「大学ってちゃんとサポートしてくれるのかなぁ?」 「芸術大学を卒業したけれど、あまり意味がなかったんじゃないか」「なんのために行ったのか、行ったには行ったけどわからない」がはっきりします。 ‘‘漫画の仕事をくれるのはレーベルの編集者であって漫画家の先生達ではありません‘‘‘‘自分の目的と要望を明確にし、大学側のカリキュラムと合っているか吟味してから大学入学の必要性を考えよう。‘‘’’大学入学の必要性チェックリスト‘’ 衝撃的だった先生の言葉…「君たちはお客さんだから」そう言われた時になんだか変な感じがしました。あの時はわからなかったけど今思えば「ああ、そういう事だったんだ」とわかったんです。私は無知だったんです。 就職できなかったのは私が就職氷河期世代だからとか芸大卒だからとかではないと思います。 もちろん、時代の流れはあります。 だけどイラストで食べている人はいます。 では、なんだろう?縁?タイミング? 実はそれもあるかもしれません。 でも、それはそれ。芸大に行った行かなかったは関係ありません。 だから、芸術系の学校に進みたい方はよーく考えたほうがいいです。 というか、 もしかしたら 私が本当の馬鹿であったら申し訳ないです。 同時の私が何を考えて芸大に入ったのか あわよくば、漫画の仕事ができるつながりがほしい。 でした。 ・・・ でもそうじゃなかったんですね。 大学は「教育ビジネス」です。 昔漫画家だった人。もしくは、漫画に詳しい評論家の人。アニメーターに関わっていた人。 を講師陣として大学に呼んで、授業をしてほしいと募り学生を集めて事業をする。 それだけです。 いや、芸大が悪いと一方的に言いたい訳ではないです。 だって、教育はしてくれているので。役目は果たしているじゃないですか? しかしながら、私が何処に就職できるかなんてサポート外なんですよ。 これ、なにが違ったのかというと 目的と要望があってない。だけです。要するに自分の目的と要望を明確にし、大学側のカリキュラムと合っているか吟味してから大学入学の必要性を考えるべきだったと。今更めちゃくちゃ後悔してます。 だから、今からもしこれを読んでいただいている貴方がもし、大学にいけばないかプロになる手がかりがあるんじゃないか…もし、専門学校に行けばプロに…もし、イラスト・デザインを学べる施設に通えばプロに…と思っているなら、行くべきではありません。何故なら、彼らはあなたが払ってくれる授業料で事業を運営しているからです。 だから「お客様」だったんです。 で、オープンキャンパスで 聞けばいいんですよ。 案内してくれる人が いるじゃないですか。 納得するまで 突っ込んでください。 大学側もビジネスですからいい様にいう場合もありますが 結論、大学に通って貴方はどうなりたいのか? をはっきりさせたら聞く内容もおのずと自分の中で沸き起こってくるはずです。 しかしながら大学は、著名な方も来る可能性がある絶好の機会があります。 私が学生だったころ漫画とは関係ないのですが現役の俳優さんが 講演に来られていました。【演劇学科があったので】 なので、個人に会いにいって色々聞こうとするより 「大学」という名前で呼べば俳優さんもお仕事として来られるのですから自分が頑張らなくても現役の俳優さんの話が聞けるチャンスがありますよね。自分で会いに行って色々質問しようとしたら10年とかかかる可能性があるかもしれません。 私は漫画を描いていましたから学長が有名な原作の先生でゼミの先生もなかなか劇画漫画界隈では有名な講師でいらっしゃいました。 しかし問題があります。 漫画の仕事をくれるのはレーベルの編集者であって漫画家の先生達ではありません だから、絶対なにがなんでもプロになりたいという方。 大学に通うだけで満足するのではなく 実際編集者を尋ねるとか、アーティストとして活躍したいなら市場に自分の作品を売ってみるとか 実践してください。 市場は大学の中ではなく外で動いている物です。 あなたの実力をためす いい機会になります。 しかし、誤解だけはしてほしくはないのですが。 いい面もあります。 先生について漫画を勉強できた事はおおいに学びになりました。「ああ、こうやって漫画描くんだ」「ああ、こうやって漫画作っていくんだ」「好き勝手描くのではなくちゃんとセオリーがあるんだ」とか、学びました。 もしかしたら 漫画家さんのアシスタントになったら分かる事かも知れませんから 速攻でアシスタントに行ったほうがいいとも言えます。 ただ、私はビビりだったから すごい尻込みはしていました。 今では甘えた自分が許せません。 ただ、いい機会は与えてもらったとは思っております。あの少女漫画やホラー漫画で有名な〇〇先生。の近くで 雇用とか労働とか金銭事を抜きにして関係なく、「学校の先生と生徒」としてざっくぱらんに漫画を教えてもらえるというのは多分、大学だったから。だと思っています。 ですので、確かに大学は「教育ビジネス」なので、資本が動きます。 「学生はいいカモ」とえげつない表現をしましたが、 自分が思っていたのと違った。期待外れだった。もっと〇〇であると思っていた。という事をはっきりさせなかった自分が悪かったのです。 芸大は卒業するのに一千万は必要です。あなたには後悔してほしくはありません。 ここで、あなたに大学入学のためのチェックリストをお渡しします。 このリストの答えが出れば大学入学への必要性を明確にしやすいと思います。 ・学費に見合った価値が学科にはあるのか?・自分にはやはりこの大学に通う必要があると感じるか?何故?・自分が大学に通う目的は何か?・また、その目的は大学に通えば達成できそうか、近づけそうか?・希望学科のカリキュラムは明確か?・学費は卒業後返済できそうか。プランは?・進路はざっくりでいいのでどうやって生活費を稼ぐつもりか? ただ、実際こういう教育現場は入学してみないとなんとも言えない事もあります。 人によって体感が 違う事もありますので。 チェックリストの答えはある程度でいいはずです。よく、学校案内をする窓口とご相談されてからお決めになられたほうがいいです。チェックリストの「お金に見合う価値」は結局は詳細までは算出できませんしあなたの好感度にもよります。「たったそんなこと」と思う方もいれば「こんなにやってくれるのか」と思う方もいるからです。 また、すでに大学を通った。卒業したけど、あんなに学費を払う必要なんてあったのかと思っている貴方。大きな機会を得られたと思って感謝をしたらいいと思います。 何かご参考になれば幸いです(^^)あきよねこでした。 続きを読む