日別アーカイブ: 26/05/2025

命の安全を考える。絵描き人の孤立と孤独を乗り越える方法論。

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こうしたら画家になれる。 こうしたら絵で食っていける。 そんなレールは残念ながらない分野です。 絵描きというのは人類においてのは自由と貧困を一度に背負った数奇な人種なのかもしれないですが 絵を描いてそれでも描いて売れなくても描いて蔑まれても描いてたまには喜んでもらってたまには安い小銭だけを投げつけられてたまには暴言も吐かれてでもそれでも描いて死んでも描くといいながら描いて描いて 生きていく。 仕事があるかもしれないし見つからないかもしれません。 自らの人生ですがその人生すら知らんし。 だからこそ 自分の絵に「絶対的な自信を問われる」それが絵描きだと思います。 だからこそ学校に通って基礎を学びますし。基礎を固めてデッサンは絶対習得する。 これでもかと言うほど観察に観察して描写に描写を重ねる。 自信の根底を固めるために基礎に時間と労力をかける。 それと自分という人間がこの社会において自分は自分でいていいという自信も問われると思います。 もうそこは技術力ではカバーできない所もあるので 画力だけでも足りないという所はあるのです。 「この人はこんなにうまいのに名も知れてるのに、いくつか仕事も受けているのになんで自信がないんだろう」 という人は大概それです。 冗談抜きで精神的につぶれて本当に亡くなる方もいます。 圧倒的な不安に勝てないわけです。 残念ですが自分は自分にしか結局救えません。 確かに周りの人へのアプローチは絶対してください。 命の危険があるならもちろん「不安でたまらない」と相談すべきです。 ただ、相談する相手は 9割強絵描きではない可能性が高いので 貴方の仕事を「趣味」だの「遊び」だの「お金にならない事」だのと言ってしまう事が多いです。でもそれは馬鹿にしているわけではないという事は わかってください。 それでも、命の危険を感じたら誰かにしがみついてください。 「死にそうだ」「なんとかしたい」 と、気持ちを打ち明けてください。 その人はね。 ただ「絵」を描いてないからわからないだけで貴方にタヒんでほしいわけではない事はわかってください。 この世の9割の人は絵を描きませんから。 絵を描くあなたは珍しいだけで周りが対応できないだけです。 はい。(笑) ですから、絵描きというのは本当に孤独や孤立になりがちで社会から離れやすいのです。 樹海になんて行かないでください。 アブが大量にいて嚙まれると痛くてかゆいし 汚いし臭いし暖かいお布団も綺麗なトイレもかわいいぬいぐるみもありません。残念ながら先だった方の悲しい場面に遭遇してしまう可能性が非常に高いです。 そういう懸念も含め生きていかねばならない あなたなりの自己確立を研究してゆくしかないんです。 絵描きというのは人の太陽にもなりえるけれど一番暗くて妬みや恨みの最後の受け皿になる可能性も高いと思っています。 一人で頑張ってはいけないが一人で頑張らないといけないそんな背に腹は代えられない末に何があるのか見てみたいですね 繊細なあなたは苦難をクリエイトする力があるはずです。 貴方にしかできない事が必ずあるはずですから悲しみも苦難も人生というキャンバスに描いてみてください あきよねこでした。 続きを読む