日別アーカイブ: 06/04/2025

似顔絵がどうしても似せる事ができません。どうしたらいいですか?

ブログ

似顔絵は観察力が問われる技法でもありますから確かに訓練は必要です。 考える事はモデルさんの顔の特徴を考える事です。 人の顏って十人十色で千差万別です。 絵というのは最初から詳細に富んだものを描こうとはしなくてもよいのです ざっくり簡単に大まかに形を捉える事が基本です。 まぁそれはそうとして。 似顔絵はだからどうすんのよ。という所なんですが 例えばですが この人は顔のパーツが真ん中に集中しているとか目が離れ気味とか鼻と口の位置が短い遠いとか顏の輪郭がふくよかだとか顎の形がなんとかだとか… ※いい事も悪い事もモデルさんには何も言わず黙っておきましょう※ 色々です。 もうこれは観察するしか本当にないのです。 ただやり方はありますから一緒に観て行きましょう。 デッサンスケールというものを知っていますでしょうか? もしかしたら学校の美術の時間に先生からもらったかもしれませんし そんなものは記憶にないかもわかりません 私はちなみにもらった覚えはありません(笑) さっと見て4つ~細かく見て16つくらいの窓枠がハガキサイズくらいのプラスチックプレートに描かれているものです。 こういうの。 窓の部分は透明で枠の部分は黒く塗りつぶされています。 これを通して対象物を見てゆくのです。 対象物を各窓枠を通して見るので4つ切~16つ切りされた画の集まりでもってその対象物を認識できるという感じです。 キャンバスにもスケールと同じような窓枠をアタリ程度で描いておいて スケールの窓枠内に収まっているモデルや静物画の輪郭を計りながらキャンバスに描いていきます。 計ると言っても数字で物の距離や長さを数字化しろという話ではありません。 輪郭線を捉える事がこのスケールを通して描く目的です。 なので大体でいいです。 こういうやり方もあります。 輪郭を大体取れる事で対象物の形を捉えやすくなります。 道具に頼ることは一つの方法だと思ってください。 あきよねこでした('ω') 続きを読む