イラストを描いてほしいと言われた時に考える事シリーズ④SNSでイラストを描いてほしいと言われた。どうする?

☆イラストを納品するまでの流れを考える
☆有償か無償かについて
☆失敗談

そもそもイラストってどうやって依頼するのかを考えた時に、
繋がれるルートで依頼できるなら何でもいいと思いますよね。

要するに、SNSでDMやコメントで
お願いしてみるとか。

やれちゃいますよね。でもそこは、
お仕事としてお金のやりとりを考えた時、
適切かどうかを考えたほうがいいです。

貴方がもしプレゼントする意味で
イラストをDMやコメントで
貼り付けて送付すれば
済む話ですが、

少しでもお小遣いになればと
思う方は少し考えた方がいいと
思います。

まずSNSは、アカウントを量産できるので
垢バンされたらその人とのやりとりが途絶えます。

お金のやりとりをする場合は
振込先、受取先をお伝えする流れが
避けられないので
あくまで信頼が構築されていて
『この人は大丈夫』
という人とやりとりするのが
鉄則だと思います。

後はクライアントワークで
SKIMAやクラウドワークス
といったお仕事の受注依頼を
仲介する業者を挟むのがやっぱり安心ではあります。

貴方はお金をきちんと受け取れますし
依頼者はお金を払わないと
依頼がかけられないといった仕組みで
お互い損がないような
第三者の力が必要です。

なので、ご依頼のメールをいただいたら
有償サービスの自分の
サイトのURLを紹介してこちらから
ご依頼ください。と
誘導しましょう。

しかし、やっぱり
それには手数料がかかってしまうので、
安心と引き換えに利用するか。

手数料はかからないけど
報酬を受け取れるか保証がない
やりとりを覚悟で仕事を引き受けるのか。

どっちか天秤に
かけねばならないです。

なので、近場で直接やりとりできたら
まだいいですよね・・・
手数料かからないし
(移動時間という手間はかかるけど
安心ではあるかなと思います)

イラストを描いてと言われた際
有償か無償かは
貴方が決めていいのです。

貴方がお金を受け取っていいのか
良くないのかを決めかねているなら
また、それは後で書きます…

有償でと決めたなら
お金のやりとりの方向性を
決めて、自分が動きやすい様にします。

口座を本業の振込先と分けて
もう一つ準備し、
イラストのお仕事振込用口座
として本業のお仕事の
お給料の振込先と分けても
いいのです。

今は便利な事に送金機能を使って
電子決済してもらう方法もあります。

法人としてまだ確立しないでよい
タイミングでしたら
個人間での送金になります。

怖いと感じる方は
直接現金を受取するか
やっぱり手数料がかかる
クラウド案件がオススメです。

怖がってばかりでも仕事にならないし
挑戦する意味で、個人事業主としての練習と思ってですね

振込先詳細をお相手に教えるだけでは
口座のお金は抜き取られたりしませんしw

心配なら振込先口座には
数円しか残さないとか
したら大丈夫です。

500円〜2000円程の報酬案件でしたら
口座振込に挑戦してみても
いいのではないかなと
私は思います。

もし、何か間違っても大変な
被害にはなりません。

大事なお金ではありますが
失敗しても、口座のやりとりを利用したら
こんな感じ。とわかるので
勉強になります。

失敗も学びです。
1円もマイナスになってはいけないでは
成長しないんで…

そんなにマイナスをアコギに
捉えても精神的にキツイです。

食事がままならない赤ちゃんに
ボロボロ食べ物をこぼして
食費を無駄にするなとは
怒らないですよね?…

何もわからないのは
ダメな事ではないです
わからないなら
わかっていけばいいのです。

さて、話が長くて申し訳ないんですが
最後にここで私のズッコケ
失敗談でも話します。

当時これなら絵描きで
食っていけるんじゃないかと
思ったNFTに
手を出していたんですが

インスタグラムでDMで
声をかけられまして

これが詐欺案件とわからず

「あなたの作品は素敵なので
$80で500人の人に宣伝してあげます」

っていうやつでした。

お分かりな方は別にいいんですが

facebookやinstagramで
投稿やリールを〇〇人にリーチさせましょう。

という運営側からアピールされた事ってありませんか?

あれです。
要するに広告を打つという事なんですが

それをやっている人がいて
しかも本当にその500人に宣伝してくれるのかどうかは
meta社よりも信憑性が低かったです。

それに乗っかってみた私は
その人にそのお金を送金しましたらば

なんと手違いで$80受取れなかったと言ったんです!

逃げそうになったので

しつこくメッセージを送りましたら
「あなたの作品を言い値で買ってくれる人を紹介
してあげるからその人とやりとりしてくれ」
と言われて、ある人を紹介してもらいました。

そうしたら、その人は
お金の送金の手数料に
2.5eth(イーサリアムという暗号通貨)
かかると言ってきたのです。

日本円で20万くらい。

それで、なんで絵を買うのに返って私が
金銭を送らねばならないのかを
問いただしましたら半額の1.2ethでいい。と交渉してきました。

手数料って個人で変更する事が
できないのが通常なので
これはあまりにおかしな話です

詐欺行為だと分かったからには
私は激怒です。

$80を渡してしまった人にも
問いただしたら「彼は億万長者なのになんでやり取りを拒むんだ?!」と
言い返してきました。

本当に変な話です。

この人は$80を返す誠意もなければ
多額の手数料金を請求してくる
人を紹介してきて、とても腹が立ちました。

$80は日本円で1万ちょっとのお金ですが
私にとっては大事なお金です。

暗号通貨でのお金は円に戻せませんし
ほとんどと言っていいほど戻ってきません。

NFTはビットコインや
なんとかといった暗号通貨でやり取りされます。

やり取りを通して「あっ嘘つきだったんだな」
とわかりました。

いい勉強にはなりました。

SNSのシステム上の「通報」をして
ブロックしましたが
その後はどうなったか
わかりません。確認しようがないのです。

突然連絡が来て「あなたの作品を購入したい」
と言われたら当然絵描きとしては
大変嬉しい物です。

作家冥利に尽きるといいますか。

しかしながら、誠実に絵が欲しいという方は
振込をすぐしてくださるし、
即断でお支払いしてくださいます。

何かしら必要なものを購入する時のように
さっと流れるようにお金が動くものです。

こんなに
手間暇がかかるやり取りはまさに
時間の無駄と詐欺です。

真剣深刻に絵描きの活動をしているのに
こんな輩は本当に腹が立ちますし

許せませんが

追いかけて捕まえて裁判にでもかけて…
なんてやってたら

本当に時間がなくなるので

なくなったお金は
勉強代金だと反省して
次の学びに生かす。

そう気持ちを切り替えて
また絵を描きます。

今回は以上です。

本当に長いね(笑)

このお話があなたの
作家活動に役立ったら大変嬉しく思います。

あきよねこでした!